心理カウンセラーとして働きたい場合は、まずは資格を取るのが最善策。心のケアは目には見えない技術ですから、自身の技量を証明し、雇用者や相談者に信頼してもらう意味でも、「資格」というカタチが一番なのです。
しかし、心理カウンセラーの資格体系は一見わかりにくいです。そこで、まず講座を選ぶ前に知っておきたいことをまとめてみました。
下記3点を踏まえておけば、無数にある講座やコースを選択する上で、まずどこに目を向けるべきかがわかると思います。
会社名 | 料金 | 講座 | 取得できる資格 |
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55,000円 | メンタル総合心理 W資格取得講座 |
メンタル心理カウンセラー (日本能力開発推進協会) |
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76,000円 | メンタルケア Wライセンス講座 |
メンタルケアカウンセラー (医療福祉情報実務能力協会) |
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70,370円 | メンタルケア(R) Wライセンス講座 |
メンタルケアカウンセラー (医療福祉情報実務能力協会) |
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114,815円 | メンタルケア(R) Wライセンス講座 |
メンタルケア心理士 (医療福祉情報実務能力協会) |
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310,000円 | 健康科学部 心理学科 正科生 |
産業カウンセラーの受験資格 (社団法人日本産業カウンセラー協会) |
たくさんある心理カウンセラー系の民間資格は、それぞれに優劣がありません。ということは、その種類に縛られることなく、講座の充実度であったり、取得できるまでの時間であったり、費用であったり、自分の望みに合致した講座を選んでOKなのです。
講座には、大きく分けて通学タイプと通信タイプの2種類があります。
通学タイプの講座
通信タイプの講座
最近は通信技術の進歩や、講座側の体制が整えられたこともあって、通信講座のデメリットが改善されてきました。それにつれて通信講座の人気も上昇し、コースなどの種類も以前より増えています。
そこでこのサイトでは、心理カウンセラーを目指すための、人気の通信講座を厳選してまとめてみました。資格取得を考えている方は是非参考までにご一読くださいね。
心理カウンセラーの資格の種類はたくさんありますが、基本的に1つの資格を取れば心理カウンセラーとして活躍できます。ここでは、その中でも認知度の高い資格を挙げてみました。
日本能力開発推進協会 (JADP)が認定する、医療・福祉・教育・産業における様々な分野で必要なカウンセリング能力を備えていることを証明する資格。これを取得して開業する人もいるようです。
かなり深い悩みを持った方などにも対応できるほどの高度なカウンセリング能力を持つことを証明するための、日本能力開発推進協会 (JADP)が認定する資格。メンタル心理カウンセラーの上位資格にあたります。
ストレス社会で戦う人が苦難を乗り越えられるような支援を行うために必要な知識を証明する資格。医療福祉情報実務能力協会が認定しています。
職業技能振興会が定めている資格。「ストレスと上手く付き合うための方法」をクライアントに助言していくことで、心理的サポートをしていきます。
日本臨床心理士資格認定協会が認定する民間資格。心理カウンセラー資格の中でもかなり難しいといわれている資格で、臨床心理学をベースに人が抱え込む様々な悩みの解決にアプローチをします。
学校心理士認定運営機構が認定する資格。学校生活で発生する様々な問題を心理的にサポートしていき、子どもだけではなく保護者や教師、学校という組織そのものにもカウンセリングをします。
臨床発達心理士認定運営機構が認定する民間資格で、幼児や児童の心のケアが主な仕事です。
働く人々と組織が抱える様々な問題を解決できるようサポートする仕事で、日本産業カウンセラー協会が認定する民間資格です。
社団法人日本心理学会が認定する民間資格。認定心理士の資格を持つと、大学で学ぶ心理学に関する基礎知識・技術を持っていることが証明できるというもので、臨床心理士になるための資格という位置づけでもあります。
これらの資格うち、自分の目的に合った資格を取得することが一番大切です。特に臨床心理士やメンタル心理カウンセラー、産業カウンセラーなどは知名度が高く、クライアントからの信頼を得られるでしょう。
このうち臨床心理士は、試験内容そのものが難しいうえ、受験条件に大学院の修了があるなど、簡単には取れない資格です。
一方、メンタル心理カウンセラーや産業カウンセラーは、資格取得の条件が比較的かんたんで、通信講座でも取得することができます。心理カウンセラー系の資格を取得するときは、資格の種類よりも、こういった受験条件や費用、取得までの期間などを基準に選んでみるとよいでしょう。
心理カウンセラーの一般的なイメージは、「企業や学校内で悩みを抱える人の話を聞き、適切なアドバイスをする」というものだと思います。しかし、人の悩みが多様化している近年、心のケアをする心理カウンセラーの働き方も非常に多彩になってきています。
以上のように、企業や団体で働くのが主流ではあるのですが、自分で開業する人も少なくありません。
メールや電話を使うスタイルであれば、カウンセリングルームを設けなくても開業することができますし、自分でホームページを作らなくとも、カウンセラー登録サイトなどで利用者を集めることができます。
現代社会は非常に悩みを抱え込みやすい世の中なので、心理カウンセラーの需要も高まっていく一方。様々な人の悩みに寄り添うカウンセラーとして活躍してみたいと考えている方は、是非通信講座でスマートに資格取得を目指してみてください。
日本で初めて心理カウンセリングが取り入れられたのは1951年頃だといわれています。
以前はごく一部の施設でしか採用されていませんでしたが、今では非常に多くの施設や企業で心理カウンセラーの需要が高まっています。
特に、1990年代以降、精神疾患や神経症などに悩む人が増え、メンタルクリニックなどを受診する人が多くなってきたことから心理カウンセラーの役割も広まってきました。
現在では、病院やクリニックだけでなく、多くの企業で産業カウンセラーを置くことが増えただけでなく、児童福祉施設や学校などでカウンセラーの募集が増えていることから、子供のメンタルケアにも力を入れていることがわかります。
心理カウンセラー資格の最高峰ともいえる臨床心理士の資格を受験する人も増えており、平成の初期には500人前後だった受験者数は年々増加し、平成20年には2,500人頃まで増えてその人数を維持しています。
こうした背景には、ストレスが心身に与える影響が認められたことや、複雑化した人間関係、学校などのいじめによる問題などが表面化したことが考えられます。
昔なら親や上司に相談できたことでも、個人主義が進んできた日本では気軽に相談できる相手が見つけにくく、職業として悩みや話を聞いてくれる心理カウンセラーは、今後ますます需要が高まる職業として注目されています。
費 用 | 55,000円(税別) |
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学習期間 | 4ヶ月 |
資格が取れる通信講座の中でも、学習期間が4カ月と最短!無制限で質問できて、就・転職も無料でサポートしてくれるのも嬉しい。
費 用 | 76,000円(税別) |
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学習期間 | 6ヶ月 |
医療系資格専門の通信教育校による通信講座。一人ひとりに担任の先生がつく個別指導体制で、受講者をサポート。
費 用 | 70,370円(税別) |
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学習期間 | 6ヶ月 |
2つの資格が添削問題と在宅試験で取得可能。講座内での添削回数10回と、比較的少ない回数で資格を取得できる。