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心理カウンセラー資格を取得するまでにかかる費用について、代表的な資格別にまとめました。
心理カウンセラーを名乗ることのできる代表的ないくつかの資格について、それぞれ取得までにかかる費用をまとめました。
メンタル心理カウンセラーや上級心理カウンセラーの試験を受けるためには、指定の教育機関で所定のカリキュラムを履修する必要があります。受講料は以下の通りです。
また、「メンタル総合心理講座」を履修した場合には2つの資格が一度に取得できるため、受講料が割安となります。
授業内容は、メンタル心理カウンセラーが基礎的な内容、上級心理カウンセラーがより高度で本格的な内容となっています。
メンタルケアカウンセラーやメンタルケア心理士になるには、所定の講座を履修する必要があります。受講料は以下の通りです。
「メンタルケアWライセンス」講座を受講した場合には、受講料が割安となります。
社会人になってから臨床心理士の資格取得をするものと仮定すると、最終学歴別に概ね次のような費用相場が想定されます。
臨床心理士の試験を受けるためには、前提として大学院修士課程を修了している必要があります。よって大卒の方は大学院の授業料が、高卒の方は大学+大学院の授業料が、そのまま資格取得のために必要な費用となります。また、ここに臨床心理士の資格受験と登録料81,500円が必要になってきます。
働きながら大学院に通学するのは困難と思われますので、上記は通信制の大学院で学んだと仮定した場合の費用相場になります。
公式HPに登録料などの記載はありませんでした。
産業カウンセラーになるには、産業カウンセラー養成講座を履修する必要があります。履修方法には通学制と通信制の二つがありますが、臨床心理士に比べると学ぶべき絶対量も大幅に減るため、職場次第では社会人でも通学制で履修することも可能でしょう。
また、産業カウンセラーの資格を取得すると、その後は資格の維持のための費用が発生することになります。
資格の維持費…5年分で約83,000円
維持費の内訳は、1年ごとの年会費(日本産業カウンセラー協会)、5年ごとの更新料、30ポイント分の研修費(※)です。
※日本産業カウンセラー協会では、資格維持のために、5年間で30ポイント分の研修を受けるよう定めています。費用の目安として、5ポイント取得にかかるの研修費用に5,000円ほどかかるといわれています。
2021年12月時点でポイント制度は廃止されているようです。
認定心理士の受験資格は、大卒(4年制)であれば誰にでも与えられます。学部や学科を問いません。高卒の人が資格を取得するためには、大学で所定の36単位を取得する必要があります。以下は放送大学で認定心理士を取る場合です。
他に、資格の審査料と認定料が別途41,000円かかります。
以上、代表的な心理カウンセラーの資格を挙げてみました。この中で自分の目的に沿った資格をじっくりと考え、資格取得に向けて勉強してくださいね!
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