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個人主義、成果主義、懐古主義など多様な価値観が出現している現代社会。
終身雇用や年功序列といった高度経済成長を支えてきた日本の多くの企業で見られた慣習が、年齢や性別を問わず実績に基づいて評価する成果主義に変わったこと、マスメディアでは、新しい価値観を持った人たちを、「新人類」という定義で括っていることもあって、今後ますますその流れは強まっていくことでしょう。
しかし、そんな変化によって、同時に本来あるべきとされていたメンタルを見失って、今後の道を上手く成立できない人たちも多数出現しています。
最悪、自ら命を絶つ自殺の事例も珍しくありません。
日本の場合は、年間3万人以上にも及ぶ自殺者がいるため、国も平成18年6月21日に自殺対策基本法を公布して同年10月28日より施行しているなど、その解決に向けた取り組みをしていますが、それらだけで対応できない実態があります。
よって、もっと身近に打開策に向けた取り組みを考える必要があるでしょう。そのため、「メンタルに関する資格を勉強して取得していくこと」をおすすめします。
実際、心理カウンセラーといったメンタルに関して悩んでいる人たちをサポートする仕事をしているプロも関連資格を取得して、企業内または開業して活動をしていることが多いです。「資格を取ればビジネス展開に繋がる」とまではいわなくても、勉強をして学んだことは無駄にはならないという現れともいえます。
そんなメンタルに関する資格ですが、代表的なものとしては次の通りです。
労働者および管理者のメンタル低下の防止と活力ある職場作りを目指すために、メンタルヘルスケアに関する知識と対処方法を習得することが狙いです。
次の区分分けがなされています。
他にも多数存在しています。このうち、どれを取ればいいのかについてはそれぞれの判断にもよりますが、いずれも本気で取得を目指すことで実践的な内容を網羅できるようになるでしょう。
このように、メンタルに関する資格は多数存在していますが、実は他にもおすすめできる資格があります。それが、今回のメインテーマでもある、「NLPプラクティショナー」です。
NLPプラクティショナーに関する概要は次の通りです。
Neuro-Linguistic Programming(「神経言語プログラミング」と訳されます)
元々は、アメリカの言語学者ジョン・グリンダーとリチャード・バンドラーの提唱によって始まった心理療法のことですが、能力開発の一面もあるなどその範囲は広く、次のような特徴があります。
このようにメンタルに関する資格および学問の地位を確立しています。なお、名称の中にあるプラクティショナーとは、「開業医」を意味する言葉ですが、まさにその言葉の通り、NLPプラクティショナーはNLPの持つスキルを世に広める使命を帯びているといえます。
NLPプラクティショナーを取得するための勉強を通して学べることは次の通りです。
まとめてみると、「NLPプラクティショナーは、自然と前向きにコミュニケーションが取れて新たな視点と考え方が身に付ける資格」という形になり、とても素晴らしいスキルに見て取れます。
しかし、これだけでは他の心理学でも学べるし、本資格ならでは持ち味がどこにあるのか分からないという意見もあるでしょう。
その答えは、「コーチング」のスキルを持った人たちからも本資格を取得するため受講する動きが後を絶たないことから紐解くことができます。
コーチングとは、対話をメインとしたコミュニケーションを通して、「相手が自主的に行動するように促すスキル」のことでNLPと共通しているところもあります。
しかし、それでもNLPを取り入れるのは、「コーチングだけでは理論的に人に対して自分と向き合うことを教えきれない」という悩みがコーチングを学んだ人から少なからず発せられていたというのがあります。
NLPプラクティショナーは、それまであまり重要視されてはいなかった相手の心と脳に対して、「理論的に向き合うこと」で自らコントロールをしていくことが勉強できる資格だということです。神経言語という言葉を使っている意味がお分かりいただけるでしょう。
さて、理論的にメンタルと向き合えるNLPプラクティショナーの取得方法について紹介します。
まず、NLPプラクティショナーは日本にも進出してきている関係で、学んで取得することは比較的簡単です。
ただし、その取得までのプロセスの多くは、資格試験のように試験を受験して合格するではなく、通信または通学形式で講座を受講して修了するというものがほとんどです。
その実施団体は主に次の通りです。
他にもいくつか確認できますが、これら3団体のどこかであればNLPの基礎から応用までしっかり学ぶことができます。
よって、これらの中から、取得までのプロセスを立てやすいと判断したところを決めて資料請求または受講申し込みをしましょう。
無事にカリキュラムを修了してNLPプラクティショナーを取得した後ですが、前述の通り思い切って開業するのもあり、この体験で培った経験を勤務先で活かすのもありです。
しかし、それら以外にも三番目の選択肢があります。
それは、次に挙げるNLPプラクティショナーの上位資格の取得を目指すことです。
プラクティショナーコースの内容をさらに追及した応用コースのことで、自他共に大きな結果を作り出すためにより複雑なスキルやテクニックを学びます。
NLPのスキルを教えるためのトレーナー養成コースです。
NLPプラクティショナーは、あくまでNLPの基本的なことを学ぶコースです。
そのため、より本質を知るためには上位資格を目指すことで、より自分や周囲の人たちとの心の向き合い方が大きな発展を遂げていたら素晴らしいことでしょう。
それは同時に、新たなやりたいことを見つけられるきっかけにも繋がるはずです。
「心理学、カウンセリングを学びたくて、色々な学校を探していました。その中で、『NLP』を見つけて、この資格を取ることに決心しました。カウンセラー資格とあわせることで、より深い知識を身につけることが出来ますし、アドバイスにも説得力が生まれます。また、自分自身の人生にも活かせるのもメリットです。」
「これまでカウンセリング活動をしていく中で、アプローチが難しく困っていたことが、NLPプラクティショナーの学びにより解決しました。自分の悩みは一体何だったんだ、というほどクリアになりましたね。今後のカウンセリング活動にもっと自信が持てそうです。」
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