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ここでは、日本カウンセリング学会の認定カウンセラーについてまとめました。仕事の内容や資格取得の方法も併せてご紹介します。
1967年に設立された、日本では唯一となるカウンセリングの全領域を扱う学会である日本カウンセリング学会。そんな同学会が認定する資格が「認定カウンセラー」であり、この資格を取得することで、「認定カウンセラー会」と呼ばれる団体に所属することができるようになります。
約5,000人のカウンセリング研究および実践の専門家が所属し、すでに50年以上に渡る歴史を持つ学会である日本カウンセリング学会。そんな同学会認定の資格である「認定カウンセラー」は、分野を問わずカウンセリングという行為に第一線で関わり、研究・実践を通じて研鑽された優れた技能・知見を所有していることを証明してくれるものであるといえるでしょう。カウンセラーとして、持っていて損はない資格の一つです。
前述の通り、「認定カウンセラー」の資格は、特定のあるカウンセリングの分野での特殊な技能を証明するものではありません。加えて、「認定カウンセラー」という資格の知名度が、まだ一般的には低いこともあり、認定カウンセラーの資格を取得したとしても、それが独立や転職の際に必ずしも役に立つとは限りません。
しかし、最近では認定カウンセラーの知名度がじわじわと上がってきているのも事実です。一学会が認定する資格である認定カウンセラーの資格を取得すること得られるメリットが、将来的にはより大きなものになっていく可能性は十分にあると言えるでしょう。
認定カウンセラーの資格を取得するには、資格要件を満たしてから、資格試験に合格する必要があります。資格要件としては、下記の通り「試験方式」と「推薦方式」二つのがあります
推薦方式によって要件を満たしている場合は、スーパーバイザーからの推薦に基いて、書類審査・面接審査が行われ、合格すると資格取得となります。試験方式によって要件を満たしている場合は、書類審査・筆記試験・技能試験(口述試験)からなる試験を受け、合格すると資格取得となります。なお、「認定カウンセラー」資格認定大学院修了予定者は、筆記試験・技能試験が免除となります。
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