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プロフェッショナル心理カウンセラーとはどんな仕事なのか、なるには実際にどうすればよいのかについてご紹介します。
人の悩みを聞いたり、心の問題に寄り添って解決へ導くためのカウンセラー。そんなカウンセラーの中にもいくつかの種類があり、「プロフェッショナル心理カウンセラー」は全心連が公認している心理カウンセラーの全国統一認定資格です。プロフェッショナル心理カウンセラーは、国家レベルとされる「上級」とベースラインの「一般」の2種類があります。
カウンセリングスキルに加えて、実習とプロフェッショナル適性という3つの分野における高い専門性と、社会経験の有無について重視されており、心理カウンセラーとしての質や実力を高く保証するものとなっています。プロフェッショナル心理カウンセラーは「誰もが安心して、質の高い心理カウンセリングサービスを受けられるように」という理念に基づいて構築された制度です。
カウンセラーは「話を聴くプロ」として認められている職業。その中でも「プロフェッショナル心理カウンセラー」はさらにプロフェッショナルと実績を極めた人が手にできる資格であり、確実性の高いカウンセリング効果が求められる場所でニーズが高くなっています。具体的に言えば企業のメンタルヘルス・モチベーションをサポートする役割や、法人・個人に対するメンタルサポートをする役割として迎え入れられるようになります。
企業や学校に所属するカウンセラーとして働くほか、メンタルケア・ストレスチェックの必要性について啓もうする専門家としてセミナーを行うこともあります。また、すでに心理カウンセラーとして活動しているカウンセラーに対して、プロとしての職業意識を持つために教育の場に携わることも。カウンセリングを必要としている場で多く活躍しています。
プロフェッショナル心理カウンセラーを目指すことは、一般のカウンセラーを目指すことよりもハードルが高くなります。スクールや教育機関で学んだことがある・もしくは今現在学んでいる最中だという人は、スクールや機関によってプロセスが異なるため、持っている資格や学んだ心理学・カウンセリングの内容をまとめて認定教育機関に相談しましょう。社会人の人は、人とかかわった社会経験が実習研修の一部としてカウントされる場合もあるため、社会経験一覧をまとめて認定教育機関に相談します。
プロフェッショナル心理カウンセラーの資格習得のためには、全心連による統一試験を受験・合格する必要があります。試験を受けるためには「全心連認定教育機関」において必要な履修プログラムを終了し、推薦を受けることが必要。「上級」ではトータル1280時間、「一般」では242時間の履修プログラムが用意されており、全心連認定教育機関で受講が可能です。
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