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心理カウンセラーの資格難易度ランキング

心理カウンセラーの資格のうちどれを目指すかは誰もが迷うところだと思います。ここでは主な心理カウンセラーの資格を難易度別にご紹介します。これから資格に挑戦しようと考えている人はぜひ参考にしてください。

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難易度SS:ユング派分析家国際資格

数ある資格の中でも飛びぬけて難しいのが、ユング派分析家国際資格です。非常にマイナーな資格のため、これまでにこの資格を取得している日本人は100人もいません。またその名の通り国際的な資格なので、面談では英語を話す必要があります。

受験資格を得るためには分析家候補生として最低2年間在籍する、資格候補生として最低2年間在籍する、など多くの条件を満たさなければいけません。受験資格を得るだけでも最低4年、費用は約400万円ほどかかります。いろいろな意味で難関資格といえるでしょう。

そのため、資格を保持しているだけでも大きな武器となります。いわば心理士のエキスパートともいうべき資格になりますので、より難易度の高い仕事に取り組めることでしょう。本気で、且つ心理士として唯一無二の存在を目指すのであれば資格取得を目指してみるのも良いでしょう。ハードルはとても高いですが、ハードルを乗り越えた先に待っているメリットは他の心理士の資格とは比べ物になりません。

難易度A:臨床心理士

心理カウンセラーの資格といって真っ先に思い浮かぶのは、おそらく臨床心理士ではないかと思います。現在日本で得られる心理系の資格の中ではずば抜けて難しく、知名度も高いといえるでしょう。

臨床心理士が難しいといわれるのは、基本的に指定大学院または専門大学院を修了するのが条件となるためです。医師免許を取得することで受験資格を満たす人もいますが、これは稀な例だといえるでしょう。心理カウンセラーを目指す人にとっては憧れの資格ですが、取得を目指すには少々勇気がいるかもしれません。

反面、資格取得が大きな武器になります。簡単に取得できない資格ということは、裏を返せば多くの人が取得している資格ではありませんので、資格取得することで周囲と差をつけることが可能です。

「心理士」として今後も働いていくことを考えると、取得が大きな武器になることは紛れもない事実です。

難易度B:学校心理士、臨床発達心理士、認定心理士

これらの資格は大学院を修了しなくても受験できるため、臨床心理士と比べると取得しやすいといえます。

但し、難易度Cのものと比べると少々ハードルが高くなりますので、心理学の勉強をより実践的に活かしたいと考えている人の目標として設定されることが多いです。これらの資格を取得すると、難易度Cのものたちと比べると活動の幅が広がることでしょう。学校心理士と臨床発達心理士に関しては受験資格が設けられていますので、ある程度の経験者のみが受講できる資格です。

既に心理学を活かして働いている人がステップアップとして受講することが多い資格である一方、認定心理士に関しては経験が不要なので、仕事としてではなく、自分の勉学の形として資格をと考えている人もいます。仕事として考えるのか、あるいは日常生活の中で活かしたいのかによって選択肢が変わってくるのがこのランクになります。

■学校心理士

修士課程修了かつ実務経験1年、あるいは四年制大学卒業かつ実務経験5年が受験条件となります。学校をフィールドに活躍したい人に有用な資格です。

■臨床発達心理士

臨床心理士と混同されがちですが、臨床発達心理士は人々の成長や加齢に寄り添って健やかな発達をサポートします。学部卒業または修士課程修了が条件となるほか、3年の実務経験も必要となります。

■認定心理士

他の資格とは異なり資格試験はなく、認定要件を満たしていれば取得することができます。認定のために必要な単位数などが細かく定められているので、大学や大学院で心理学を専攻した人は確認してみてください。

難易度C:産業カウンセラー、メンタルケア心理士

難易度B以上の資格と比べると受験資格がかなり易しく、学歴や学科に関係なく挑戦することができます。

日常生活の中で役立つこともあれば、実践的な面もありますので、取得することで公私に渡って役立つことが予想されますので、多少は仕事に役立たせたいと考えている人はこれらの資格の取得を考えてみるのもよいでしょう。

■産業カウンセラー

養成講座を修了することで受験資格が得られます。学科試験と実技試験があります。

■メンタルケア心理士

こちらも指定講座を修了すれば試験が受けられます。試験は在宅で受けられます。

難易度C:メンタル心理カウンセラー、上級心理カウンセラー、ケアストレスカウンセラー

資格取得が比較的簡単で、気軽に勉強を始めることができます。心理カウンセラーに少し興味がある、という人におすすめです。

勉強も初歩的なものが多いので、これまで心理学の受講経験がない人でも、じっくりとテキストを読むだけでもある程度理解することができます。心理学に興味のある人はもちろんですが、今後更により難易度の高い資格取得を目指しているという人も、まずは基本から勉強するという点ではこれらからスタートしてみるのもよいでしょう。

■メンタル心理カウンセラー

最短で心理カウンセラーの資格を取得したい人や心理学の基礎知識を学びたい人におすすめです。

■上級心理カウンセラー

メンタル心理カウンセラーより上位の資格です。在宅で試験を受けることもできます。

■ケアストレスカウンセラー

試験は多肢選択式となっています。学歴・実務経験共に不要です。

番外編:公認心理師

今まで心理カウンセラーの資格は全て民間資格でしたが、臨床心理の分野において国内初の国家資格が誕生しました。それが「公認心理師」です。平成29年9月15日に施行され、第一回目の試験は平成30年に実施される予定となっています。

資格取得者がまだいないため試験そのものの難易度はわかりませんが、国家資格というだけあって受験資格は厳しいものとなっています。公認心理師の試験を受けるためには、以下の3つのいずれかを満たす必要があります。

  • A.四年制大学で必要な科目を修めて卒業し、かつ大学院で必要な科目を修めて終了する
  • B.四年制大学で必要な科目を修めて卒業し、2年以上特定の施設で実務経験を積む
  • C.AやBと同等の知識及び技能があることが認定される

しばらくの間は経過措置が適応されるため、5年の実務経験がある人は補習を受講することによって受験資格を得ることができます。受験資格を満たしている、あるいは満たせそうな人は、初の国家試験である公認心理師を狙ってみるのもいいかもしれませんね。

受験資格を満たせるかどうかがカギ

心理カウンセラーの資格は数多くありますが、試験難易度そのものが非常に高い資格は今のところありません。代表的な資格である臨床心理士をはじめとして、一番のカギは受験資格を満たせるかどうかだといえるでしょう。

しかし、当然のことですが難しい資格を取れば優秀な心理カウンセラーになれるわけではありません。資格はクライアント信頼を得るためには役に立ちますが、大切なのはどれだけ適切にクライアントの悩みを解決できるかどうかです。心理カウンセラーになったら、常に向上心を忘れないようにしてくださいね。

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