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ここでは心理カウンセラー資格が取れる講座の選び方についてまとめています。
心理カウンセラーとして働くために必要な、資格試験を行っている団体は非常に多く、どの試験を受けたらいいのか迷ってしまいます。たとえばスクールカウンセラーになりたい場合は、「臨床心理士」という特別な資格が必要ですが、その他の一般的なカウンセラーであれば、通信講座で学習・在宅で試験が受けられる民間資格で問題ありません。
ここでは「数ある資格講座の中からどれを選べばよいのか」を解説しています。とくに重視すべきポイントを紹介します。
たとえば産業カウンセラーや子供のカウンセリングなど、特定の分野を対象にした仕事に就きたい場合は、専門色の濃い講座を選ぶべきです。それ以外であれば特に差はありませんので、講座や検定の受講しやすさで選んでもOKです。
心理カウンセラーの資格は、修士号が必要なものから、講座を受ければ取得できる民間資格まで非常に種類が豊富です。
代表的な心理カウンセラーの資格や選び方などを簡単にまとめていますので、これから資格取得をしたいという人は、まずこちらから確認してみてください。在宅で受験できるものもあるので、まずは簡単な資格からチャレンジしてみるのもいいのではないでしょうか。
心理カウンセラー資格講座の中には、金額に見合わない内容しか教えてくれないようなものもあるため、事前に学習要項のチェックが肝心。また、課題を進めるスピードが自分に合っているかどうかも、講座を選ぶキーポイントとなります。
心理カウンセラーの資格は、難易度や取得しやすさと共に、費用や勉強にかかる期間も様々です。通信制か通学制かによっても大きな差がありますし、どの資格を取得するかで迷うことも多いでしょう。
ここでは、資格を取得するための期間や費用、選び方などについてまとめています。まずは資料請求をして、どのような資格なのか調べることから始めてみてください。
通信講座は目の前に先生がいるわけではありませんから、タイミングが合わないとリアルタイムでの質問は苦労しがち。ですが、スクールによってはメール・電話での質問を受け付けたり、添削回数を多く設定してさまざまなアドバイスをするなど、講師の先生を身近に感じてもらいながら学習を進めています。また、就職サポートや受講期間延長などを、受けられるところもありますので、なるべくサポートが多い講座のほうが、後々困った時にとても役立ちます。
通信講座で資格取得を目指す場合、なかなか自宅で勉強が進まない、しっかり内容を理解できないなどのデメリットがありますが、こういった不安を克服するために、指導やサポート体制を強化している講座なども充実しています。
どういったサポート体制があるのか、おすすめの資格取得講座などとあわせてご紹介していますので、通信講座が不安という人は参考にしてみてください。
分野 | 解決したい問題 | 活かせる資格 |
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労働・産業 | 働く人のメンタルケア、ハラスメントトラブルの解決など | 臨床心理士、産業カウンセラー、心理相談員、認定心理士、公認心理師、上級心理カウンセラー、ケアストレスカウンセラー、キャリアコンサルタント、メンタルトレーナー、健康心理士、認知行動療法士、交流分析士、家族療法カウンセラー、メンタル心理ヘルスカウンセラー、NLPプラクティショナーなど |
医療・福祉 | 医療機関や介護施設でのメンタルケア(患者向け)施設と家族のコミュニケーション問題の解決など | 精神保健福祉士、臨床心理士、公認心理師、福祉心理士、臨床発達心理士、認定心理士、精神対話士、ケアストレスカウンセラー、メンタル心理カウンセラー、心理相談員、音楽療法士、認知行動療法士、家族療法カウンセラーなど |
家庭 | 自分や家族のメンタルケア、子育て・介護問題の解決など | メンタル心理カウンセラー、精神保健福祉士、子育て心理カウンセラー、ひきこもり支援相談士、家族療法カウンセラー、カラーセラピスト、認知行動療法士、交流分析士、メンタル心理ヘルスカウンセラーなど |
教育 | 学校ほか教育現場でのメンタルケア(児童・生徒向け)ほか | 学校心理士、スクールカウンセラー、臨床心理士、臨床発達心理士、特別支援教育士、福祉心理士、公認心理師、児童心理司、メンタル心理カウンセラー、上級心理カウンセラー、認知行動療法士、精神対話士、メンタルトレーナー、ガイダンスカウンセラー、音楽療法士、交流分析士、家族療法カウンセラー、メンタル心理ヘルスカウンセラーなど |
司法・行政 | 犯罪にかかわるメンタル問題のケア、非行からの更生など | 心理技官、臨床心理士、精神保健福祉士、福祉心理士、公認心理師、認定心理士、児童心理司、認知行動療法士、精神対話士、ケアストレスカウンセラー、応用心理士、家族療法カウンセラーなど |
地域との 関わり |
居住地域でのトラブルに関するメンタルケア、対人トラブル解決など | メンタル心理カウンセラー、認定心理士、公認心理師、精神保健福祉士、応用心理士、ケアストレスカウンセラー、音楽療法士、認知行動療法士、交流分析士、メンタル心理ヘルスカウンセラーなど |
心理カウンセラーとして働くための資格は非常にたくさんあり、受験するための必要要件や受講内容なども様々です。
通学が必要で難易度の高いものもありますが、比較的取得しやすく通信講座や独学で取得を目指せるものもあるので、可能な範囲で検討してみるといいでしょう。
ここでは心理カウンセラーの資格の種類や、取得方法などについてまとめています。
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